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こんにちは。アトリエデスク運営者のSです。
仕事のパフォーマンスを左右するデスクチェア選び、本当に悩みますよね。特にハーマンミラーの最高峰、エンボディチェアは誰もが一度は憧れる存在かなと思います。でも、新品だと30万円近い価格設定になっていて、なかなか手が出しにくいのが本音ではないでしょうか。そうなると、エンボディチェアの中古を検討し始める方が多いのですが、そこで気になるのが製品の寿命や故障のリスク、価格の相場感、そして自分に合った個体の選び方ですよね。
安くない買い物だからこそ、失敗したくないという気持ち、よく分かります。この記事では、中古市場での最新の相場や、絶対にチェックすべき製造年式の見分け方、さらにはメルカリやヤフオクで取引する際のリスク管理まで、私の知識をフルに活用して解説していきますね。読み終わる頃には、あなたにとって最高の一脚を見極める自信がついているはずですよ。
記事のポイント
- 中古市場における最新の価格相場と変動要因がわかる
- 製造年式による仕様変更やピクセル構造の劣化チェック法を学べる
- 個人間取引と中古販売専門店のメリット・デメリットを比較できる
- 購入後に後悔しないための保証制度と修理コストの現実を知れる
エンボディチェアの中古市場における価値と基本

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エンボディチェアの中古を探す前に、まずはこの椅子が二次流通市場でどのように評価されているのか、その全体像を正しく理解しておきましょう。なぜ価格が落ちにくいのか、どのような層が手放しているのかといった背景を知ることで、納得感のある買い物ができますよ。単なる「安い椅子探し」ではなく、資産価値の高いプロダクトを選ぶという視点が大切かなと思います。
憧れの座り心地を安く手に入れるための最新相場

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エンボディチェアを中古で探すと、まず驚くのがその価格幅の広さかもしれません。一般的な中古オフィスチェアなら数万円で買えることもありますが、この椅子に関しては話が別。現在の中心価格帯は70,000円から140,000円程度となっていて、非常に強気な相場が形成されていますよ。これは、2020年以降の世界的なテレワーク需要の急増と、メーカーによる相次ぐ定価改定(値上げ)が背景にありますね。以前は中古なら5万円前後で見つかることもありましたが、今ではその価格帯だと状態に何らかの不安がある個体がほとんどかなと思います。
相場を左右する最大の要因は「製造年式」と「コンディション」ですが、最近は「為替」の影響も無視できません。ハーマンミラー製品は輸入拠点である米国の物価高や輸送コストの影響をダイレクトに受けるため、新品定価が30万円に迫る勢いです。これに引きずられる形で中古価格もじわじわと上昇しており、「今が一番安い」と言える状況が続いているかもしれませんね。特に、保証の切れた古い個体であっても、そのブランド力と唯一無二の座り心地から、値崩れしにくいのがこの椅子の特徴ですよ。
プラットフォーム別の価格傾向をチェック
どこで買うかによって、同じ「中古」でも価格設定の論理が異なります。例えば、個人間取引のメルカリでは、引越しなどで急いで手放したいユーザーが6万円台で出品するケースも稀にありますが、これらは瞬時に売れてしまいます。一方で、中古家具専門店では10万円を超えることが多いですが、これは清掃コストや店舗運営費が含まれているため。安いからといって即決するのではなく、送料やクリーニングの有無まで含めたトータルコストで比較するのが賢いですよ。2025年現在、実用的なコンディションを求めるなら、最低でも8万円以上の予算は見ておいたほうが後悔しないかなと思います。
| 販売チャネル | 価格の目安 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 個人間取引(メルカリ等) | 70,000円〜110,000円 | 最も安く買える可能性がある | 保証なし・清掃不十分のリスク |
| 中古家具専門店 | 90,000円〜130,000円 | プロの清掃・店舗独自保証 | 個人売買より1〜2万円高い |
| ゲーミングモデル中古 | 150,000円〜190,000円 | 年式が新しく、機能も充実 | 中古でも高額。新品に近い |
(出典:ハーマンミラー公式サイト『エンボディチェア製品情報』)
エンボディチェア特有のピクセル構造と製品寿命

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エンボディチェアの代名詞といえば、背面にびっしりと配置された「ピクセル構造(Pixelated Support)」ですよね。この複雑なマトリックス状のパーツが、着座者の微細な動きに反応して体圧を分散してくれるわけですが、中古で購入するならこの機構の物理的な寿命を正しく理解しておく必要がありますよ。樹脂製のパーツを多数使用しているため、一般的な椅子とはまた違った劣化の仕方をすることがあります。
まず注意したいのが、製造から10年以上経過した初期モデル(2008年〜2012年頃)の個体です。樹脂素材は経年変化で「硬化」する性質があり、紫外線や湿度の高い環境で使われていた場合、本来のしなやかさが失われていることがあります。座った時に自分の体の動きにスムーズについてこない感覚があったり、樹脂同士が擦れる「ギシギシ」という異音が目立ったりする場合は、寿命が近づいているサインかもしれません。また、過度な負荷がかかった際に、ピクセルを繋ぐヒンジ部分に「ストレスマーク(白化)」が出ている個体も要注意ですよ。ここは一度折れてしまうと個人での修理は不可能に近いので、中古品の画像チェックでは念入りに見ておきたいところかなと思います。
動作音と機能維持の重要性
中古のエンボディチェアにおいて、最も多い悩みの一つが「きしみ音」です。新品でも多少の音はしますが、劣化した個体では座り直すたびに「バキッ」「ギシッ」と大きな音が鳴り、集中力を削がれる原因になります。これは樹脂の摩耗や潤滑切れ、あるいは内部のワイヤーの緩みが原因ですが、中古販売店ではこれをある程度メンテナンスしてくれている場合があります。逆にメルカリなどの個人出品では、こうした音の有無が記載されていないことが多いので、事前にコメント欄で確認するのが鉄則ですよ。また、背骨のカーブを調整する「バックフィット機能」のノブが空転していないか、アームレストの高さ調整が固着していないかも、長期的な寿命に関わる重要なポイントかなと思います。
寿命を見極める3つのチェックリスト
- 背面のピクセルパーツに白っぽい変色や亀裂がないか
- 背もたれに寄りかかった際、異音が不自然に大きくないか
- 座面のチルト機能(前傾・後傾)がスムーズにロックされるか
これらがクリアできていれば、製造から5〜7年程度の個体でも、まだまだ現役で長く使い続けられるポテンシャルを持っていますよ。
偽物の心配は無用?二次流通品のリスクと注意点

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高級ブランド品の中古と聞くと、まず頭をよぎるのが「偽物を掴まされないか」という不安ですよね。特にこれだけ高価な椅子だと、コピー品が存在してもおかしくないと思うかもしれません。でも、安心してください。エンボディチェアに関しては、「スーパーコピー」のような偽物は市場にほぼ存在しないというのが、我々専門家の間での共通認識ですよ。あの複雑怪奇なピクセル構造や、背骨のようなバックフレームを精巧に模造するには、天文学的な金型費用がかかります。偽物を作るコストよりも、本物を中古で仕入れる方が安いという逆転現象が起きているため、中国などのコピー業者も手を出せない領域なんですね。
ただし、偽物がないからといって100%安全なわけではありません。本当に注意すべきなのは、偽物ではなく「コンディションを隠した個体」や、複数の壊れた椅子からパーツを移植した「ニコイチ品」です。例えば、2009年製の古いフレームに、2018年製の座面だけを無理やり載せたような個体が稀に存在します。これらは一見新しく見えますが、機構の整合性が取れておらず、予期せぬ不具合の原因になることがあります。また、本来ついているはずの製造ラベル(座面裏にあるステッカー)が剥がされている個体も警戒が必要ですよ。これは製造年を誤魔化したり、盗品であることを隠したりするために行われることがあるため、ラベルがない個体はどんなに安くても避けるのが賢明かなと思います。
二次流通特有の「衛生面」と「整備」のリスク
中古である以上、避けられないのが衛生面の問題です。エンボディチェアの生地はメッシュやファブリックなど通気性が高い反面、内部のスポンジ層に皮脂やホコリが蓄積しやすい構造をしています。特に前オーナーがペットを飼っていたり、喫煙者であったりする場合、独特の臭いやアレルギー物質が染み付いていることがあります。個人出品では「簡易清掃済み」と書かれていても、実際には表面を拭いただけというケースも多いです。その点、中古オフィス家具の大型専門店(オフィスバスターズ等)であれば、高圧のスチーム洗浄や除菌作業を行っているため、安心して使い始めることができますよ。安さだけを追求して不潔な個体を選んでしまうと、後からプロのクリーニング(相場1.5万円程度)を頼むことになり、結局高くついてしまうこともあるので注意してくださいね。
こんな出品には要注意!
「ラベルが剥がれている」「座面下の写真を頑なにアップしない」「説明文が短すぎる」といった出品は、何らかの欠陥を隠している可能性が高いです。特にエンボディチェアは調整箇所が多いため、すべての機能が正常に動くかどうかの明記がない場合は、必ず購入前に質問を投げかけてくださいね。
エンボディチェアの中古選びで重要な確認ポイント

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さて、ここからは実際に中古のエンボディチェアを比較・検討する際に、絶対に外せないチェックポイントを深掘りしていきます。見た目だけでは分からない「座り心地の差」や「維持コスト」に関わる部分は、購入後の満足度に直結しますよ。特に「年式」と「生地」の組み合わせは、この椅子を選ぶ上での生命線とも言える重要な要素ですので、しっかり確認していきましょう。
2015年以降の座面仕様変更で見極める快適性

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エンボディチェアの中古選びにおいて、玄人が最も重視するのが「2015年」という境界線です。実はこの年、ハーマンミラーは公に大々的な告知をすることなく、座面の内部構造をアップデートしているんですよ。いわゆる「サイレントアップデート」というやつですね。初期型(2008年〜2014年頃)のモデルは、座面のファブリックのすぐ下にピクセル構造が配置されていたため、一部のユーザーから「長時間座っていると、ピクセルのゴツゴツした感触がお尻に伝わって痛い」という指摘がありました。これを解決するために導入されたのが、「スクリム」と呼ばれる追加のフォーム層です。
このスクリム層が追加された2015年以降のモデルは、座り心地が格段にしなやかになり、いわゆる「底付き感」が大幅に軽減されています。中古市場に出ている個体の中には、この仕様変更を知らずに安く出品されている2015年〜2017年製の「当たり個体」が眠っていることがよくありますよ。逆に、どんなに状態が良くても2010年製などの初期モデルだと、現代の基準では座面が硬く感じてしまうかもしれません。製造年を確認するには、前述した座面裏の白いステッカーを見るのが一番確実です。「Born on: 05/12/15」のように記載されている日付が、2015年以降であることを必ず確認してくださいね。もしステッカーがない場合は、座面を上から押した時の反発感で見分けるしかありませんが、これは素人には少し難しい判断になるかなと思います。
改良版座面のメリットとデメリット
もちろん、スクリム層があることで通気性がわずかに犠牲になるという意見も一部にはありますが、日本の高温多湿な環境であっても、その差を感じることはほとんどないはずです。それ以上に、1日8時間以上座り続けるようなワーカーにとって、お尻への負担軽減は代えがたいメリットですよね。中古価格は年式が新しいほど高くなる傾向にありますが、2014年製と2015年製で価格差がほとんどない場合は、迷わず2015年以降の個体を選んでください。これを知っているだけで、中古エンボディチェア選びの失敗確率はグッと下げられますよ。
座面仕様の判別方法まとめ
- 製造ステッカーの日付が「2015年」以降であるかを確認
- 座面表面を指で強めに押し、ピクセルの硬い感触がダイレクトに当たらないか確認
- ステッカーがない場合、アームレバーの形状や色味から2010年代中盤以降のモデルか推測する
「座面の快適さ」はエンボディチェアの価値そのものです。ここだけは妥協せずにチェックしましょうね。
バランスやリズムなど生地の種類と耐久性の比較

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エンボディチェアの中古相場を見ていると、同じ年式でも「生地」によって価格が大きく変動していることに気づくはずです。現在主流となっているのは「バランス」「リズム」「メドレー」「シンク」の4種類ですが、これらは単に見た目が違うだけではなく、耐久性や中古としての「寿命」に直結する極めて重要な要素ですよ。特に最高級とされる「バランス生地」は、中古で購入する際に最も注意が必要な、いわば「ハイリスク・ハイリターン」な選択肢かなと思います。
バランス生地は、その名の通り通気性とクッション性のバランスが極めて高く、見た目の高級感も抜群です。しかし、中古市場のデータを見ると、この生地は経年劣化で表面のネット状の層が剥がれたり、摩耗によって穴が開きやすいという弱点があります。特に座面前縁の太ももが当たる部分はダメージが蓄積しやすく、一度破れると生地の張り替えには10万円以上の費用(座面ユニット交換)がかかってしまいます。一方で、実用性を重視するなら「リズム生地」が最強の選択肢です。ポリエステル100%で非常に丈夫なため、10年前の個体でも目立った毛玉や破れがないことが多く、中古購入における「安全牌」と言えます。また、最近増えている「メドレー生地」はウールのような質感が魅力ですが、ペットの爪などが引っかかるとすぐにほつれてしまうため、ご家庭の環境に合わせて選ぶのがポイントですね。
生地別の耐久性と中古おすすめ度
中古で買う場合、前オーナーがどのように使っていたかを想像することが大切です。バランス生地を選びたいなら、最低でも製造から5年以内の高年式かつ、画像で生地の浮きやヨレがないかを徹底的に確認すべきです。逆に、10年以上の長期使用を前提に安価な中古を探すなら、迷わずリズム生地を選んでください。また、色味についても注意が必要です。ホワイトやライトグレー系の生地は、中古だとどうしても座面中央に「黄ばみ」や「シミ」が目立ちやすくなります。これをプロのクリーニングなしで落とすのは至難の業なので、清潔感を第一に考えるならグラファイト(黒)やナイトフォール(紺)などの濃色系を選ぶのが、中古選びの賢い戦略ですよ。
| 生地名 | 通気性 | 耐久性 | 中古購入時の注意点 |
|---|---|---|---|
| バランス | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | 表面の剥離や破れがないか入念にチェックが必要。 |
| リズム | ★★★☆☆ | ★★★★★ | 最も安定感がある。多少の汚れも目立ちにくい。 |
| メドレー | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | 引っ掛かりによる「ほつれ」が出やすい。 |
| シンク | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 汚れに強く、衛生面を重視するならアリ。 |
エンボディチェアの保証消滅と将来の修理費用

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中古のエンボディチェアを検討する上で、避けて通れないのが「保証」の問題です。ハーマンミラー製品の最大の売りは、驚異の「12年保証」ですが、ここには大きな落とし穴があります。この保証は「最初の購入者」にのみ適用され、譲渡した瞬間に無効になるという規定があるんです。つまり、たとえ「昨日新品で買ったばかりのものをメルカリで譲り受けた」としても、あなたはハーマンミラーの正規保証を受けることはできません。この事実は、中古価格がなぜ新品の半額以下になるのかという理由の核心部分でもありますよ。保証がないということは、故障した際の修理費用をすべて自分でお財布から出さなければならない、ということなんです。
では、実際に壊れたらどのくらいの費用がかかるのでしょうか。エンボディチェアは非常に複雑な構造をしているため、パーツ代も工賃も高額です。例えば、最も消耗しやすいガス圧シリンダーの交換だけで2〜3万円、アームレストの内部パーツ破損で1.5万円程度、そして最も高額なのが座面や背面のユニット交換で、これには5〜10万円以上の費用がかかることもあります。しかも、正規ルート以外で購入した個体の場合、ハーマンミラーの認定修理業者が修理を受け付けてくれないケースもあり、街の家具修理店では構造が特殊すぎて手が出せない、という「修理難民」になるリスクもゼロではありません。こうした維持コストの現実を考えると、中古購入時は「浮いたお金(新品との差額)」の一部を、将来の修理代としてキープしておくくらいの余裕が必要かなと思います。
リスクを回避するための「独自保証」という選択肢
こうした保証消滅のリスクを少しでも軽減したいなら、個人間取引ではなく、中古オフィス家具専門店で購入するのが賢明です。例えば「オフィスバスターズ」や「トレタテ」といった大手ショップでは、メーカー保証の代わりに「店舗独自の3ヶ月〜12ヶ月保証」を付けていることが一般的です。万が一、購入直後にガス圧が抜けたり、リクライニングが故障したりしても、店舗側で無償修理や交換対応をしてくれるので、個人売買よりも圧倒的に安心感がありますよね。特に高額な買い物になるエンボディチェアだからこそ、数万円の価格差を「安心料」として割り切って、保証のしっかりしたショップを選ぶのは、結果としてトータルコストを下げることに繋がりますよ。購入前には必ず、故障時の対応フローを確認しておくことを強くおすすめします。
修理コストのシミュレーション
中古を10万円で購入し、3年後にガスシリンダーが故障した場合:
- 中古購入代金:100,000円
- 修理代(部品・工賃・往復送料):約35,000円
- 合計:135,000円
これに対し、新品を26万円で購入すれば12年間は追加費用ゼロ。5年以上長く使うつもりなら、実は新品の方が「1年あたりのコスト」は安くなる可能性もあります。自分の使用予定期間を考えて選んでくださいね。
(参照:ハーマンミラー正規販売店『アフターサービスと保証規定』)
エンボディチェアの中古を後悔なく購入する戦略

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ここまでの知識を武器に、いよいよ「どこで、どう買うか」という具体的なアクションプランを立てていきましょう。エンボディチェアの中古市場は情報の非対称性が強く、戦略次第で数万円の得をすることもあれば、逆に大きな失敗をすることもあります。あなたにぴったりの「最高の一脚」を手に入れるための、実戦的な購入術を伝授しますね。
メルカリやヤフオクなどの取引サイト活用術

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安さを極めるなら、やはりメルカリ、ヤフオク、あるいは楽天ラクマといった個人間取引(CtoC)プラットフォームが最大の戦場になります。ここでは、業者のマージンが乗っていない「素の価格」で取引されるため、相場よりも2〜3万円安く買えるチャンスが転がっていますよ。でも、その分だけ買い手側の「目利き」の力が試される厳しい世界でもあります。ただ漫然と検索して安い順に並べるだけでは、粗悪な個体を掴まされるリスクが高まるばかりかなと思います。後悔しないための活用術として、まず徹底したいのが「検索条件の保存と通知設定」ですね。「エンボディチェア」というワードだけでなく、あえて「ハーマンミラー 椅子」などの広いワードで検索すると、価値を知らずに安く出している出品を拾えることがありますよ。
また、出品者とのコミュニケーションも非常に重要です。説明文に「不具合なし」とあっても、それは出品者が気づいていないだけかもしれません。具体的に「座面を最大まで上げた状態で、座っても勝手に下がってきませんか?」「背面からギシギシという異音はしますか?」「前傾チルトのノブはスムーズに回りますか?」と質問攻めにするくらいの慎重さが必要です。特に、画像が暗かったり、肝心の製造ステッカーの写真がなかったりする場合は、必ず追加の写真を要求しましょう。誠実な出品者ならすぐに対応してくれるはずですし、ここで返信が遅かったり曖昧な回答しか来ない場合は、その個体は避けるのが無難ですよ。送料についても要注意で、大型家具便(250サイズ以上)だと送料だけで8,000円〜15,000円程度かかります。「送料込み」か「着払い」かで実質価格が大きく変わるので、常にトータル金額で判断するクセをつけてくださいね。
オークションサイトでの競り勝ち方
ヤフオクなどのオークション形式の場合、終了直前に価格が跳ね上がるのが常です。熱くなって予算を超えて入札してしまうのが一番の失敗パターン。あらかじめ「自分の上限額は95,000円まで」と固く決めておき、終了数分前に自動入札ツールなどを使って一度だけ入札するのが、メンタル的にも経済的にも健全な戦い方かなと思います。また、出品者の評価欄を遡り、過去に他のオフィスチェアを販売した形跡があるかチェックしましょう。もし個人ではなく「転売ヤー」や「無店舗のリサイクル業者」だった場合、清掃が不十分なまま送られてくるケースもあるので、評価コメントの細部まで目を通すのがコツですよ。
取引サイトでの必勝5ステップ
- 「キーワード通知」を設定し、お宝出品を最速でキャッチする
- 出品者の評価と「過去の取引内容」を徹底的に洗う
- 「製造年月日」「動作音」「タバコ・ペット」の3点は必ず質問する
- 送料を含めた「最終支払い金額」を計算してから交渉・入札する
- 届いた直後にすべての機能を動作させ、説明と違えばすぐに受取評価をせずに連絡する
ロジクールコラボのゲーミングモデルが持つ資産性

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最近、中古市場で異彩を放っているのが、ハーマンミラーとロジクールGがコラボレーションした「エンボディゲーミングチェア」です。通常のエンボディチェアとの最大の違いは、座面に「銅配合のクーリングフォーム」が追加されている点。これにより、長時間のゲームや激務でもお尻に熱がこもりにくくなっているんですね。中古価格は15万円〜19万円前後と、通常モデルよりも一段高い設定になっていますが、実はこのモデルこそが「最も失敗しにくい中古」と言えるかもしれません。というのも、発売開始が2020年以降と新しいため、市場に出回っている個体のほとんどが高年式で、機構の劣化が少ないからなんですよ。
さらに特筆すべきは、その圧倒的な「資産性」です。ゲーミングモデルは世界的にファンが多く、ブランド価値が非常に安定しています。もし中古で16万円で購入し、3年間ガッツリ使った後に手放したとしても、状態が良ければ13〜14万円程度で売却できる可能性が非常に高いんです。差額の2〜3万円を3年間(36ヶ月)で割れば、月々1,000円以下で最高峰のゲーミングチェアを使える計算になりますよね。このように「出口戦略(売却価格)」まで見据えると、初期投資は高くても実質的なコストは通常モデルの中古より安くなることも珍しくありません。特に、ブラック×シアンの象徴的なカラーリングは人気が集中するため、リセールを意識するなら定番カラーを狙うのが鉄則かなと思いますよ。
ゲーミングモデル特有のチェックポイント
ただ、ゲーミングモデルならではの注意点もあります。前オーナーがハードなゲーマーだった場合、椅子の上で飲食をしていたり、1日15時間以上座りっぱなしだったりと、短期間でファブリックが酷使されているケースがあります。特に汗による塩分がフォームに染み込んでいたり、飲み物のシミが隠れていたりすることもあるので、通常モデル以上に「生地の清潔感」にはシビアになるべきです。また、ロジクールモデル特有の「バサバサ」という生地の擦れ音を気にするユーザーも多いので、音に敏感な方は YouTube 等で実際の動作音を予習してから購入することをおすすめします。資産価値が高いからこそ、小さな傷や汚れが査定に響きやすいため、購入後は自分自身も丁寧に扱うことが「賢いオーナー」への近道ですよ。
ゲーミングモデルが向いている人
- 製造年式にこだわり、ハズレを引きたくない人
- 数年後に買い替える可能性があり、リセールを重視したい人
- 座面の熱ごもりに悩んでいる、暑がりの人
- ロジクールGのブランドや、シアンカラーのデザインが好きな人
納得のエンボディチェアの中古に出会うための結論
ここまで長い道のりでしたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます。エンボディチェアを中古で探すという旅は、単なる「節約」ではなく、自分のワークスタイルを格上げするための「投資」でもあります。私自身の経験から言わせてもらうと、この椅子は間違いなくあなたの生産性と健康を支えてくれる最高のパートナーになりますよ。でも、そのためには「安さ」という甘い言葉に惑わされず、今回お伝えしたような「年式」「生地」「保証」「プラットフォームのリスク」を冷静に天秤にかけることが何よりも大切かなと思います。
最後にアドバイス。もし予算が許すなら、2015年以降のリズム生地モデル、あるいは思い切ってゲーミングモデルを狙ってみてください。逆に、5万円以下の超格安品に手を出すくらいなら、もう少し貯金をして状態の良い個体を待つか、いっそのこと新品を「12年保証付き」で購入することを検討すべきです。30万円の新品を12年(144ヶ月)使えば、月々のコストは約2,000円。中古で10万円払って2年で壊れてしまうよりも、新品の方が実は合理的だった、なんてことも十分あり得ますからね。あなたのアトリエに、納得のいく一脚が届くことを心から応援しています。最高のデスクライフを!
後悔しないための最終チェックリスト
- 製造ステッカーの日付が「2015年」以降の改良版であるか
- 生地の種類(特に耐久性の高いリズム生地かどうか)を確認したか
- 「12年保証」が適用外になることを踏まえた納得の価格か
- 送料や清掃費用を含めたトータルコストで新品と比較したか
- 信頼できる出品者、または保証のある店舗を選んだか
※中古品の購入は最終的には自己責任となります。正確な仕様や保証条件については、必ずハーマンミラー公式サイトや販売各社の最新情報をご確認ください。
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